12月の旅

アイスランドの12月をキャンピングカーで:天気、日照、旅のコツ

12月のアイスランドは日が短く、道は冬の顔になり、夜空にはオーロラが出ます。開いているキャンプ場、クリスマスで変わる営業時間、キャンピングカーで回る7日間のルートまで、出発前に知っておきたいことをまとめました。

アイスランドの12月をキャンピングカーで:天気、日照、旅のコツ

12月のアイスランドは、日が短く、夜が長い季節です。山は雪をかぶり、一年のなかでも、オーロラにとりわけ出会いやすい時期です。その一方で、暴風で道路が一日閉まることもあります。私たちは12月のあいだも、ケプラヴィーク(Keflavík)の受付でキャンピングカーをお渡ししています。ヒーター付きの車、スパイクタイヤ、短い運転の日がそろえば、12月はロードトリップにすばらしい月です。何が待っているか、私たちならどう計画するかを、ここにまとめました。

雪をかぶった山へまっすぐ延びる、アイスランドの道路

ひと目でわかる12月のアイスランド

日照レイキャビクで約4から5時間です。いちばん日が短い12月21日は、日の出が11時20分ごろ、日の入りが15時30分ごろです。北部では、さらに短くなります。
気温レイキャビクと南岸で0℃前後、北部と内陸はもっと寒くなります。風があると、体感はずっと低くなります。
天気変わりやすいです。風のない冷え込んだ日、雨、雪、暴風が、同じ週に来ることもあります。
道路リングロード(国道1号線)は除雪されますが、暴風で数時間閉まることがあります。ハイランドの道(Fロード)はすべて閉まっているので、計画に入れないでください。
オーロラ暗い夜が長いので、晴れた夜はどれもチャンスです。
祝日12月24日、25日、26日、31日と1月1日は、多くの店や観光施設が早く閉まるか、まったく開きません。

明るいのは4から5時間:それに合わせて計画する

日の出は遅く、日の入りは早いです。それでも前後に約1時間ずつ薄明かりがあり、そのぶん使える明るさが増えます。低い太陽は一日じゅう、やわらかな金色の光を投げかけます。観光と運転の大半は、明るい時間に済ませてください。私たちなら、1日の運転は2から3時間ほどに抑え、暗い時間は温泉、夕食、オーロラに回します。急いで長いルートを走るより、立ち寄る余裕のある短いルートのほうが、いい旅になります。

12月のアイスランドの運転

  • スパイクタイヤ:Foxieのキャンピングカーは、どれもスパイクタイヤを履いています。
  • いちばんの危険は、雪より風です。アイスランド気象庁が、黄色、オレンジ、赤の気象警報をvedur.isに出します。オレンジか赤の日は、今いる場所から動かないでください。
  • 毎朝、道路を確認してください。road.isか電話1777で確認し、safetravel.isで注意情報も見てください。
  • ハイランドの道(Fロード)は、冬のあいだずっと閉まっています。東部とウェストフィヨルドの峠にも、雪のあとに閉まるところがあります。
  • 燃料:ほとんどのガソリンスタンドには、24時間使えるカード払いの給油機があります(暗証番号のあるカードが必要です)。燃料計が半分になったら入れてください。レンタルには、N1の燃料割引キーホルダーが付いています。
  • 写真やオーロラのために、道路上で止まらないでください。駐車場か待避所に入ってください。

くわしくはアイスランドの運転のガイドにあります。

泊まる場所:12月に開いているキャンプ場

キャンプ場の多くは冬に閉まりますが、開いているところも残っています。次のキャンプ場は、冬のあいだずっと開いていると案内しています。

  • ケプラヴィークの近く:ガルズスカギ(Garðskagi)とサンドゲルジ(Sandgerði)
  • レイキャビクとゴールデンサークル:レイキャビク(ラウガルダルル、Laugardalur)、シンクヴェトリル(Þingvellir)のニルズリ・レイラル(Nyrðri-Leirar)のキャンプ場、ウートフリーズ(Úthlíð)、グリムスネス(Grímsnes)のフラウンボルギル(Hraunborgir、ホットタブあり)、セルフォス(Selfoss)
  • 南岸:フリョウツフリーズ(Fljótshlíð)のヘトリスホウラル(Hellishólar)
  • 氷河地帯:スカフタフェットル(Skaftafell)

冬の設備は、夏より簡素なことが多いです。凍結で屋外の水道が止まっていたり、閉まるシャワーがあったりします。キャンプ場が予定を変えることもあるので、出発前にキャンプ場自身のページを見るか、電話で確認してください。私たちのアイスランドの地図には、島じゅうのキャンプ場が載っています。夜に寝るのは、キャンプ場だけにしてください。それがアイスランドのルールで、暗い道を走らずに済みます。

キャンピングカーの中で暖かく過ごす

私たちのキャンピングカーの多くには、キャンプ場の電源がなくても動くディーゼルの夜間ヒーターと、キャンプ場の電源につないだ夜に使える電気ヒーターがあります。寝具も付いています。ヒーターは強で短く何度もつけるより、弱で一晩じゅうつけておいてください。朝は数分間換気して、結露がたまらないようにしてください。

後ろのドアを山に向けて開けたFoxieのキャンピングカーで、ベッドに横になって休む旅行者

ケプラヴィークから回る、12月の7日間ルート

1日目:レイキャネス半島。ケプラヴィークの受付でキャンピングカーを受け取ります。受付は24時間開いていて、空港からの送迎は無料です。着いた日は無理をしないでください。すぐ近くに、大陸間の橋(Bridge Between Continents)とグンヌフヴェル(Gunnuhver)の温泉があります(半島では火山活動があったので、先にsafetravel.isを確認してください)。泊まりはガルズスカギかサンドゲルジへ。空がしっかり暗くなるので、最初のオーロラの夜にぴったりです。

2日目:ゴールデンサークル。シンクヴェトリル国立公園、ゲイシール(Geysir)の地熱地帯、グトルフォス(Gullfoss)を回ります。運転は全部で約3時間です。最後はフルージル(Flúðir)のシークレットラグーンのような温泉で温まり、ゲイシールから約10分のウートフリーズか、キャンプ場にホットタブがあるグリムスネスのフラウンボルギルに泊まります。

3日目:セルヤラントスフォス。約2時間走って、セルヤラントスフォス(Seljalandsfoss)へ。凍結しているときは、滝の裏を回る道が閉まります。泊まりは、約20分のところにあるフリョウツフリーズのヘトリスホウラルです。

4日目:南岸をスカフタフェットルへ。スコガフォス(Skógafoss)、黒砂のレイニスフィアラ(Reynisfjara)、ヴィーク(Vík)の村を回り、エルドラウン(Eldhraun)の溶岩原を抜けてスカフタフェットルへ向かいます。運転は約3時間半で、途中で何か所か立ち寄ります。レイニスフィアラでは、波から十分に離れてください。レイニスフィアラの安全ガイドも読んでおいてください。泊まりはスカフタフェットルです。

5日目:スヴァルティフォスと氷河湖。朝はスヴァルティフォス(Svartifoss)まで歩きます。往復で約1時間半から2時間です。そのあと東へ約45分走り、ヨークルサルロン(Jökulsárlón)とダイヤモンドビーチへ。11月から3月は、ヴァトナヨークトル(Vatnajökull)の下にある天然の氷の洞窟へ、ガイドツアーで入ることもできます。泊まりは、もう一晩スカフタフェットルです。

アイスランドのヨークルサルロン氷河湖に浮かぶ青い氷山

6日目:西へ戻る。立ち寄りを入れて約4時間、セルフォスまで走ります。途中で休むなら、ヴィークがちょうどいい場所です。

7日目:レイキャビク。最後にラグーンかレイキャビクの温水プールで温まってから、キャンピングカーを返しに来てください。

ご予約ごとに無料の旅程プランナーが付き、お客様の日程に合わせて、このような日ごとのルートを組みます。

アイスランドのクリスマスと年末年始

  • ヨウラスヴェイナル:アイスランドには、いたずら好きな13人のクリスマスの妖精、ヨウラスヴェイナル(Yule Lads)がいます。12月12日から24日まで、一人ずつ町にやって来ます。
  • 12月23日(ソルラウクスメッサ、Þorláksmessa):多くのアイスランド人が発酵させたエイを食べ、レイキャビクの買い物通りは夜遅くまでにぎわいます。
  • 12月24日:クリスマスイブが、いちばん大切な夜です。店やスーパーは午後の早い時間に閉まり、レストランや観光施設もほとんどが閉まります。
  • 12月25日と26日:クリスマス当日は、ほぼすべてが閉まります。26日も祝日で、短い時間だけ開く店もあります。
  • 12月31日:店は早く閉まります。夜には町ごとにかがり火がたかれ、真夜中にはレイキャビクの空が花火で埋まります。花火を売っているのはボランティアの救助隊(ICE-SAR)なので、買うことがその活動の支えになります。
  • 1月1日:静かな一日で、多くの場所が閉まったままです。

食料は24日と31日の前に買っておいてください。スーパーはアイスランドのスーパーのガイドにまとめています。ガソリンスタンドのカード払いの給油機は祝日も使えますし、私たちも休みません。受付は祝日も含めて、24時間開いています。

12月にできること

  • オーロラ:夜が長いので、チャンスがたくさんあります。見やすい時期はアイスランドのオーロラのガイドで紹介しています。
  • 温泉とラグーン:町の温水プールや、スカイラグーンのようなラグーンは冬も開いています(祝日の営業時間は確認してください)。アイスランドの温泉のガイドもどうぞ。
  • 氷の洞窟:ヴァトナヨークトルの下の天然の氷の洞窟には、だいたい11月から3月に入れます。ただしガイドツアーが必要で、自分たちだけで入るのは危険です。
  • 凍った滝:雪と氷に縁どられたセルヤラントスフォス、スコガフォス、グトルフォス。アイスランドの滝の地図もご覧ください。
  • 氷河湖:ヨークルサルロンとダイヤモンドビーチでは、黒い砂の上に氷山が並びます。
  • クリスマスのレイキャビク:クリスマス前の数日は、イルミネーション、クリスマスマーケット、夜遅くまでの買い物を楽しめます。

持っていくもの

  • 保温性のある肌着(ベースレイヤー)とウールのセーター
  • 防水で風を通さない上着とズボン
  • 暖かい帽子、手袋、ネックウォーマー
  • 凍った道や駐車場で使う靴の滑り止め(チェーンスパイク)
  • ヘッドランプ
  • 温泉用の水着
  • 車内でスマートフォンを充電するUSBケーブル

寝具、調理セット、キャンプ用のテーブルと椅子は、どのFoxieのキャンピングカーにも付いているので、持ってくる必要はありません。

12月は、キャンピングカーの旅に向いていますか?

オーロラ、空いた道、冬の景色を楽しみたくて、短い日と柔軟な予定を受け入れられるなら、向いています。ルートは短くし、毎朝天気を確認し、暴風で道が閉まったときのために予備の日を1日取ってください。運転できる明るい時間がもっと欲しいなら、2月と3月も夜は暗く、昼はずっと長くなります。冬の旅の準備全体は、冬のアイスランドをキャンピングカーでにまとめています。

キャンピングカーの一覧と12月の最新料金は、アイスランドのキャンピングカーレンタルのページで見られます。

FAQ

よくある質問

12月のアイスランドを運転するのは安全ですか?

注意して走れば、安全です。1日の運転は短くし、毎朝vedur.isとroad.isを確認し、オレンジか赤の気象警報が出た日は動かないでください。Foxieのキャンピングカーは、どれもスパイクタイヤを履いています。

12月のアイスランドでキャンプはできますか?

できます。冬じゅう開いているキャンプ場もあります。ケプラヴィーク近くのガルズスカギとサンドゲルジ、シンクヴェトリル、ウートフリーズ、フラウンボルギル、ヘトリスホウラル、スカフタフェットルなどです。冬の設備は簡素なことが多いので、出発前にキャンプ場に確認してください。

12月のアイスランドの日照時間は、何時間くらいですか?

レイキャビクで約4から5時間です。12月21日は日の出が11時20分ごろ、日の入りが15時30分ごろで、前後に約1時間ずつ薄明かりがあります。北部では、さらに短くなります。

12月のアイスランドでオーロラは見られますか?

見られます。12月は一年でいちばん夜が長いので、晴れた夜はどれもチャンスです。いちばんの邪魔は雲なので、vedur.isの雲の予報を見てください。

クリスマスのアイスランドは、どこも閉まっていますか?

多くが閉まります。店は12月24日と31日に早く閉まり、12月25日と1月1日はほとんどが休みです。ガソリンスタンドのカード払いの給油機は使えますし、ケプラヴィークの受付は祝日も含めて24時間開いています。食料は祝日の前に買っておいてください。