11月は、アイスランドに冬がやって来る月です。日はみるみる短くなり、山には初雪が積もり、オーロラのシーズンも本番を迎えます。一方で道は空いていて、夏の混雑はもうありません。ヒーター付きのキャンピングカー、スパイクタイヤ、柔軟な予定がそろえば、11月はロードトリップに出る価値が十分にある月です。何が待っているか、私たちならどう計画するかを、ここにまとめました。

ひと目でわかる11月のアイスランド
| 日照 | レイキャビクで、11月1日の約8時間から、月末には約5時間まで短くなります。北部では、さらに短くなります。 |
|---|---|
| 気温 | レイキャビクと南岸で0から3℃ほど、北部と内陸はもっと寒くなります。風があると、体感はずっと低くなります。 |
| 天気 | 変わりやすく、風の強い日が多いです。雨、みぞれ、雪、晴れて冷え込んだ日が、同じ週に来ることもあります。 |
| 道路 | リングロード(国道1号線)は除雪されますが、暴風で数時間閉まることがあります。ハイランドの道(Fロード)はすべて閉まっています。 |
| オーロラ | 暗い夜が長いので、晴れた夜はどれもチャンスです。 |
| 混雑 | 空いています。一年のなかでも、とくに静かな月のひとつです。 |
短くなる日に合わせて計画する
11月の初めは、まだ約8時間の明るさがあり、前後に約1時間ずつ薄明かりも加わります。月末には、それが約5時間まで減ります。観光と運転の大半は明るい時間に済ませ、1日の運転は2から3時間ほどに抑えて、暗くなってからは温泉、夕食、オーロラに回してください。急いで長いルートを走るより、立ち寄る余裕のある短いルートのほうが、いい旅になります。
11月のアイスランドの運転
- スパイクタイヤ:Foxieのキャンピングカーは、どれもスパイクタイヤを履いています。
- いちばんの危険は、雪より風です。アイスランド気象庁が、黄色、オレンジ、赤の気象警報をvedur.isに出します。オレンジか赤の日は、今いる場所から動かないでください。
- 毎朝、道路を確認してください。road.isか電話1777で確認し、safetravel.isで注意情報も見てください。
- ハイランドの道(Fロード)は、冬のあいだ閉まっています。東部とウェストフィヨルドの峠にも、雪のあとに閉まるところがあります。
- 燃料:ほとんどのガソリンスタンドには、24時間使えるカード払いの給油機があります(暗証番号のあるカードが必要です)。燃料計が半分になったら入れてください。レンタルには、N1の燃料割引キーホルダーが付いています。
- 写真やオーロラのために、道路上で止まらないでください。駐車場か待避所に入ってください。
くわしくはアイスランドの運転のガイドにあります。
泊まる場所:11月に開いているキャンプ場
キャンプ場の多くは夏のシーズンが終わると閉まりますが、開いているところも残っています。次のキャンプ場は、冬のあいだずっと開いていると案内しています。
- ケプラヴィークの近く:ガルズスカギ(Garðskagi)とサンドゲルジ(Sandgerði)
- レイキャビクとゴールデンサークル:レイキャビク(ラウガルダルル、Laugardalur)、シンクヴェトリル(Þingvellir)のニルズリ・レイラル(Nyrðri-Leirar)のキャンプ場、ウートフリーズ(Úthlíð)、グリムスネス(Grímsnes)のフラウンボルギル(Hraunborgir、ホットタブあり)、セルフォス(Selfoss)
- 南岸:フリョウツフリーズ(Fljótshlíð)のヘトリスホウラル(Hellishólar)
- 氷河地帯:スカフタフェットル(Skaftafell)
冬の設備は夏より簡素なことがあり、キャンプ場が予定を変えることもあるので、出発前にキャンプ場自身のページを見るか、電話で確認してください。私たちのアイスランドの地図には、島じゅうのキャンプ場が載っています。夜に寝るのは、キャンプ場だけにしてください。それがアイスランドのルールで、暗い道を走らずに済みます。
キャンピングカーの中で暖かく過ごす
私たちのキャンピングカーの多くには、キャンプ場の電源がなくても動くディーゼルの夜間ヒーターと、キャンプ場の電源につないだ夜に使える電気ヒーターがあります。寝具も付いています。ヒーターは強で短く何度もつけるより、弱で一晩じゅうつけておいてください。朝は数分間換気して、結露がたまらないようにしてください。

ケプラヴィークから回る、11月の5日間ルート
1日目:レイキャネス半島。ケプラヴィークの受付でキャンピングカーを受け取ります。受付は24時間開いていて、空港からの送迎は無料です。大陸間の橋(Bridge Between Continents)とグンヌフヴェル(Gunnuhver)の温泉に寄ってから、ガルズスカギかサンドゲルジに泊まり、最初のオーロラの夜を過ごします。
2日目:ゴールデンサークル。シンクヴェトリル国立公園、ゲイシール(Geysir)の地熱地帯、グトルフォス(Gullfoss)を回ります。運転は全部で約3時間です。最後はフルージル(Flúðir)のシークレットラグーンのような温泉で温まり、ゲイシールから約10分のウートフリーズか、キャンプ場にホットタブがあるグリムスネスのフラウンボルギルに泊まります。
3日目:セルヤラントスフォス。約2時間走って、セルヤラントスフォス(Seljalandsfoss)へ。凍結しているときは、滝の裏を回る道が閉まります。泊まりは、約20分のところにあるフリョウツフリーズのヘトリスホウラルです。
4日目:ヴィークまで行って戻る。スコガフォス(Skógafoss)、ディルホウラエイ(Dyrhólaey)からの眺め、黒砂の浜レイニスフィアラ(Reynisfjara)、ヴィーク(Vík)の村を回ります。レイニスフィアラでは、波から十分に離れてください。レイニスフィアラの安全ガイドも読んでおいてください。そのあと西へ戻ってセルフォスまで走り、そこに泊まります。運転は全部で約3時間半です。
5日目:レイキャビク。街を少し歩き、最後にラグーンかレイキャビクの温水プールで温まってから、キャンピングカーを返しに来てください。
7日間あるなら、スカフタフェットルとヨークルサルロン(Jökulsárlón)の氷河湖を足してください。そのルートは12月のガイドに載せています。ご予約ごとに無料の旅程プランナーが付き、お客様の日程に合わせて、日ごとのルートを組みます。
11月のイベント
- アイスランド・エアウェイブス(Iceland Airwaves):レイキャビクの音楽フェスティバルで、街じゅうのクラブやライブ会場でバンドが演奏します。ふつうは11月の初めに開かれます。
- 氷の洞窟のシーズンが始まります:ヴァトナヨークトル(Vatnajökull)の下にある天然の氷の洞窟は、十分に寒くなれば、たいてい11月からガイドツアーで入れるようになります。
- クリスマスの始まり:11月の最後の週には、クリスマスのイルミネーションがともり、クリスマスマーケットが開きます。たとえば、ハフナルフィヨルズル(Hafnarfjörður)のクリスマス村です。
11月にできること
- オーロラ:いつ見やすいかは、アイスランドのオーロラのガイドにまとめています。
- 温泉とラグーン:町の温水プールやラグーンは、冬のあいだも開いています。アイスランドの温泉のガイドもどうぞ。
- 滝:初氷と初雪をまとった、セルヤラントスフォス、スコガフォス、グトルフォス。アイスランドの滝の地図もご覧ください。
- 黒砂の浜:冬の光に照らされたレイニスフィアラと南岸。低い太陽が、一日じゅう斜めから差します。
- レイキャビク:天気が荒れた日は、博物館、カフェ、旧港で過ごせます。
持っていくもの
- 保温性のある肌着(ベースレイヤー)とウールのセーター
- 防水で風を通さない上着とズボン
- 暖かい帽子、手袋、ネックウォーマー
- 凍った道や駐車場で使う靴の滑り止め(チェーンスパイク)
- ヘッドランプ
- 温泉用の水着
- 車内でスマートフォンを充電するUSBケーブル
寝具、調理セット、キャンプ用のテーブルと椅子は、どのFoxieのキャンピングカーにも付いているので、持ってくる必要はありません。
11月は、キャンピングカーの旅に向いていますか?
空いた道、初冬の景色、オーロラを楽しみたくて、短い日と柔軟な予定を受け入れられるなら、向いています。ルートは短くし、毎朝天気を確認し、暴風で道が閉まったときのために予備の日を1日取ってください。明るい時間がもっと欲しいなら、2月と3月もおすすめです。夜はまだ長く暗いままで、昼はずっと長くなります。冬の旅の準備全体は、冬のアイスランドをキャンピングカーでにまとめています。
キャンピングカーの一覧と11月の最新料金は、アイスランドのキャンピングカーレンタルのページで見られます。


